予防歯科

Prevention
いつまでも自分の歯で
噛めるように
当院では、健康なお口の状態を維持し、むし歯や歯周病にならないように予防していくことを大切にしています。何かが起こってしまってから慌てて治療するのではなく、問題が起こる前に防いでいきます。
予防歯科では、検診でお口のチェックをし、むし歯や歯周病などのお口のトラブルが見つかれば、なぜ、むし歯になってしまったのか?どうして歯周病になってしまったのか?を一緒に考え、しっかりご説明させていただき、問題が大きくならないように対策を練っていきます。
数ヶ月に一度のお口のチェック、クリーニング、アドバイスでむし歯、歯周病のリスクはぐんと減ります。検診時期になりましたらご案内いたしますので、ぜひお口の健康チェックにお越しください。
予防することは
とても大切です

歯を削ったり抜いたりした後は、さまざまな素材を用いることで歯の機能をある程度回復できます。しかし、それは修理しているだけで元通りに戻っているわけではありません。天然の歯に勝るものはないのです。
むし歯や歯周病は、歯を失う原因で最も多いものとされており、一度悪化すると元の良い状態に戻すのは歯科技術が発達した現在においても困難です。しかし、これらは定期的なメインテナンスをしっかり受け、セルフケアを行うことで予防することができる病気です。
定期的な検診はとても大切であり、むし歯予防、歯周病予防、早期発見、早期治療を行うことで、きれいでよく噛める歯をキープし続けることができるのです。
ご自宅でのセルフケア
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歯みがき
たとえ歯みがきを10分、20分していても、適切に磨けていなければ汚れは落とせず、むし歯や歯周病の原因になってしまいます。歯ブラシも毛先が開いてしまっていたり、力を入れすぎていたりすると磨き残しや歯ぐきを傷つけてしまうだけになってしまいます。
当院では、患者さんにご自宅で正しく効果的なセルフケアを行っていただけるように、正しい磨き方やケアグッズのご提案をさせていただきます。 -
フッ素配合の歯みがき剤
フッ素にはむし歯の発生や進行を防ぐ効果や、歯の再石灰化(歯を強くする)の働きがあります。フッ素が配合された歯磨き剤で、効果的なブラッシングを行いましょう。
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歯間ブラシ・デンタルフロス
む歯と歯の間や隙間は歯ブラシだけではきれいに清掃できません。歯ブラシの届かないところは汚れが残りやすくなってしまうため、デンタルフロスや歯間ブラシを使って細かな隙間もきれいにしていきましょう。
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マウスウォッシュ・ジェル
睡眠中は殺菌作用のある唾液の分泌量が減少し、お口の中の細菌が繁殖しやすい状態になります。殺菌力の高いマウスウォッシュやジェルを就寝前に使い、むし歯や歯周病予防に努めましょう。
当院で行う
予防プログラム
検査
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歯周ポケット測定
歯周ポケットとは、歯と歯ぐきの間の溝が深くなってしまった状態を指します。
正常な溝の深さは1~2㎜です。この溝に汚れがたまり、細菌によって歯ぐきが炎症を起こし、徐々に溝が深くなっていきます。これが歯周ポケットです。歯周ポケットが深いほど歯周病の症状が進行しているため、早めのクリーニングが非常に重要です。 -
歯の染色
歯の染色とは普段の歯磨きがどれくらい上手にできているかを確認するためものです。磨き残しがある部分のプラークが染まり、変色することでどこが磨き足りないのか確認していただきます。
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かみ合わせのチェック
天然の歯は、日々動いています。極端にいうと、今日の歯並びと明日の歯並びは違うということです。天然の歯は非常に強いですが、被せ物や詰め物は歯ほど強くはありません。装着した日のかみ合わせはよくても、数か月たったかみ合わせがうまく噛んでいるとは限らず、脱離や破折の原因になることがありますので、きちんと確認し、必要であれば調整します。
唾液検査

当院では「SillHa(シルハ)」という唾液検査用装置を用いて唾液検査も行っています。測定結果をレーダーチャートに反映し、ビジュアル化することで自覚しづらい口腔内の現状を客観的なデータを通じて認識することができます。
| 治療期間・回数 | 1日・1回 |
|---|---|
| 費用(税込) | 1,650円 |
| 注意点 |
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治療・処置
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ブラッシング指導
歯磨きは、正しく磨くことが大切です。誤った方法で10分20分磨いても汚れは落とせませんし、かえって歯や歯ぐきを傷つけてしまうこともあります。
患者さんの現在のお口の状態を確認しながら、できるだけ磨き残しが少なくなるよう正しい磨き方や使用する歯ブラシ、歯間ブラシの使い分け、デンタルフロスを用いたケアの方法などのアドバイスを行っています。
患者さんご自身でのケアが困難な場合は、ご家族や付き添われている方へのアドバイスも行っています。 -
スケーリング
歯周病の原因である歯垢と歯石を専用の器具を用いて除去します。
歯石は歯みがきだけでは取り除くことができない上に、表面がザラザラしているので歯石に歯垢が付着しやすくなります。歯垢と歯石を徹底的に除去し、清潔な状態を維持することで歯ぐきの炎症を改善することができます。
スケーリングはお口の中のクリーニングだけではなく、歯周病の予防や進行の抑制にもなるので定期的に行っていただくことが重要です。 -
PMTC
PMTCは歯科医師や歯科衛生士といった専門家(Professional)が、専用の器械を用いて(Mechanical)、歯を(Tooth)清掃する(Cleaning)ことです。
歯の表面のバイオフィルムという細菌の薄い膜を除去し、ブラッシングだけでは得られないツルツル感を味わうことができます。歯の表面がツルツルになることで細菌が付着しにくくなり、むし歯や歯周病の防止につながります。
エアフローによる
パウダークリーニング

エアフローを使用することによって、歯面を傷つけることなく細かな清掃が可能となり、従来の歯磨きやクリーニングでは落としきれなかった非常に細かく頑固な汚れやバイオフィルムを、高速で細かな粒子とジェット水流によって効率よく除去することができます。この粒子は歯の表面の汚れだけではなく、歯間や歯肉縁の汚れ・細菌の塊であるプラークを効果的に除去します。頑固な汚れや着色、たばこのヤニ等のお悩みがある方におススメです。
| 治療期間・回数 | 1回 |
|---|---|
| 費用(税込) | 16,500円 |
| 注意点 |
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超音波スケーラー
(キャビトロン)の
活用

超音波スケーラーとは、クリーニングの際に使用する専用の器械のことです。当院ではこの超音波スケーラーも数種類ご用意しており、患者さんのお口の状態によって、より柔軟に対応できるようにしています。
ここでご紹介するキャビトロンは、超音波の振動と温水で歯石や着色汚れを落とすことができます。通常の超音波スケーラーのように冷水がでるのではなく、温水が出るため、歯周病や知覚過敏の方でもしみる心配がほとんどありません。また、通常の超音波スケーラーと違い、マグネット式という振動の仕方なので痛みが少なく快適に受けていただけます。
院長からひとこと
未来を変える
「定期検診」

定期検診と聞くと、「面倒だなぁ」と感じてしまう方も少なくないと思います。
でも、美容室ならどうでしょう?
定期的にカットやお手入れに行くと思います。「カットに行かないと伸びてしまうから」「髪の色が戻ってしまうから」理由はいろいろあると思います。伸びた髪はカットすればいいです。戻った髪色は染めればいいです。
しかし、歯や歯ぐきはそうはいきません。むし歯になって、削ってしまった歯は元には戻りません。
毎日歯磨きをしっかりしていても、むし歯や歯周病になる可能性があります。その理由は、歯磨きだけでは落とし切れない汚れがあるからです。
歯と歯の間や、歯と歯ぐきの境い目など、細かい隙間は汚れが溜まりやすく、歯並び悪い方や、被せ物、詰め物が多い方はとくに清掃が困難になります。
例えば、月に一度ご来院いただいたとしても、残りの30日はご自宅でセルフケアをしていただかなくてはなりません。ご自宅でのブラッシングも徹底し、定期的に歯科医院で検診を受けることで、むし歯や歯周病の予防ができ、お口の健康を維持することができます。もし、検診時にむし歯が見つかっても、早期に見つけることができるので小さな処置で済むことが多いので歯を残せる可能性も高まります。
ぜひ、ご家族そろって定期検診にお越しください。
よくある質問
- 毎日しっかり歯磨きしていても
歯医者に行かなければ
なりませんか? - 毎日の歯磨きはとても大切です。しかし、ご自身の歯磨きだけではだけではすべての汚れを取り除くことはできません。
人それぞれ歯並びやかみ合わせが違うことで磨きやすさが変わってきます。また、生活習慣もそれぞれ違うため、むし歯リスクも違ってきます。
これらの理由からも、ご自身の歯磨きだけでいい状態をキープすることは困難と思われますので、定期的に歯科医院で、むし歯や歯周病のチェック、歯のクリーニングを受けることでむし歯や歯周病予防につなげていくことをおすすめいたします。 - フッ素は本当に
むし歯予防に効果が
あるのですか? - 歯のフッ素塗布はむし歯の予防やミネラル成分の再石灰化に効果的とされ、定期的に塗布することで口内環境を健康に保つ効果が期待できます。
市販されている歯磨き粉にも1,000ppm前後のフッ素が含まれているため、毎日歯磨きを徹底することで一定のむし歯予防効果が期待できます。
歯科医院でで取り扱っている高濃度フッ素は濃度9,000ppm前後であるため、むし歯予防を徹底するのであれば定期的に歯科医院でフッ素塗布をされることをお勧めします。 - 定期検診はどれくらいの
ペースで通えばいいですか? - お口の中の状態、歯の汚れの付き方、日々の生活スタイルには個人によって差がありますので、どのくらいのペースで検診に通えばいいかも異なります。
目安としましては、3ヶ月~6ヶ月です。
当院では、患者さんのお口の状態ごとに適した定期検診の期間をお伝えしています。


